その③.ロードバイクを初めて買う人へ 重要ポイント3点。

 正直、1台目のロードバイクは見た目によるところが大きいと、重要だと、私は思っております。だけど折角なら、性能も気にしたい。そんなロードバイク初級者の方に、購入の際に見るべきポイントをお伝えいたします。(ベテランの方は、ハンドルのステムなども気にされますが、今回は、勘弁してくださいね笑)

コンポーネント

ロードバイクのギアやブレーキにはグレードがあります。そのグレードが以下の通り!

DURA-ACE

ULTEGRA

105

TIAGRA

SORA

CLARIS

です。簡単に述べると105以上かどうか、です。シマノによると105以上をレース用と定義しており、TIAGRA以下をサイクルのためのコンポとしているようです。ただ昨今のTIAGRA(4700系)は性能が良く、レースに用いることもできるのではないか。。。コンポーネントメーカーとして、SRAM カンパニョーロという2社が存在しますが、30万円以下でお目にかかることはほぼないと思いますので、、、略。

 

②ホイール

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ただの円盤ですが、このパーツによって走りがかなり変わってきます。人によっては、フレームよりも大切だと言います。まあ、自転車購入後、やっぱりホイール交換したいな、なんて思った暁にはあなたも立派なチャリ雄/チャリ雌です。ですが、重要なので!

正直、初級者の15万円程の自転車に装備されているホイールは、前後合わせて1万円くらいのいわゆる鉄ゲタなるものがほとんどです。シマノ製(RS100が多い)のものがついていればまだいい方です。重量も軽くて1900g。重いものだと2kgを超えてきます。

さて、もちろん後で別途ホイールを交換しても良いのですが、やはり最初から少しでもいいものが欲しいですよね。ということで、欲しいロードバイクを見つけたら、必ずそのホイール名を検索しましょう。値段がそのスペックを教えてくれます。ホイール交換候補については後日!!

 

③ブレーキシステム

 ロードバイクのブレーキは2種類。リムかリム以外か(ロードランド)。

 リムかディスクか、です、すみません。リムブレーキのメリットは、軽いこと、メンテナンスが簡単であること、低価格であること。デメリットは、カーボンホイールを装備した時、カーボンを痛めてしまうこと、雨の日に効きが悪くなりやすいことです。一方ディスクブレーキのメリットは、晴れの日も雨の日も効きやすいこと、自転車の下部が重くなるので、安定しやすいこと、カーボンホイールを装備したときにカーボンを傷つけないこと。デメリットは、重いこと、値段が高いこと、メンテナンス難しいこと。そして注意点、ディスクブレーキには油圧式と機械式があり、油圧>機械であること。

 仮に、予算を15万円とすると、リムブレーキなら105が買えるが、油圧式ブレーキにしたい場合、TIAGRAがギリギリ買えないレベルだったりします。ただ、今後、ディスクブレーキ搭載のロードバイクがロード業界を席巻すると言われており(実際、TREKなどディスクのみラインナップされるメーカーも出てきた)、リムブレーキバイク乗りのホイール交換の選択肢が狭まる恐れがあります。 ただ、ここで初級者の皆様には、あえてリムブレーキシステムをおすすめしたい!例えば旅先で、ディスクブレーキが擦りだしたとき(ロードバイクにはよくある)、メンテナンスをお一人でできますか?怪しい。エントリーモデルにカーボンホイールを付け替えようと買ってすぐになりますか?いいえ。

そうなんです。ホイール付け替えようかなと思った頃には、もう新しいカーボンロードのことを検索しています。 もちろん、積極的にパーツを付け替えようと思ってる方には、ディスクロードをお勧めいたします。

 

コンポ、ホイール、ブレーキ。この3点を中心にロードバイク、選んでいただくと性能的には間違い無いのではないでしょうか。